断乳卒乳相談・ケア

母乳をいつまで続けるか、いつ終わりにするかに決まりはありません。
ソラチ助産院ではそれぞれの親子のタイミングに合わせた断乳・卒乳を支持します。

とはいえ、母乳がたっぷりと出ているタイミングでいきなりの断乳はおすすめしません。授乳を急にやめてしまうと乳腺炎などのトラブルを起こす恐れがあります。

可能であれば1〜2ヶ月前から断乳日を決めておき、その日に向けて母と子が共に準備を進めていくことが望ましいです。

断乳を検討中の方は、事前相談をお勧めします。まずはお気軽にご連絡ください。

様々な事情で急な断乳となったケースにも対応しています。お困りの際は遠慮せずにご相談ください。

※セルフ断乳の際のオンライン相談も行っております。

【断乳に向けての準備】

母の準備

  • 母乳をあげる回数を1週間に1回ずつ減らす。1日3回以下に減らしておくと断乳の際のトラブルが起こりにくくなる。回数は少なければ少ないほど良い。
  • 乳腺炎などのトラブルに対応できる病院や助産院を探しておく。
  • 断乳から数日はおっぱいを欲しがりぐずる場合があるので、子どもの対応をしてくれる大人を確保する。

子の準備

  • 離乳食やミルクなど、月齢に応じた母乳以外の栄養摂取ができる。
  • 「この日でおっぱいバイバイだよ」と事前に繰り返し伝え心の準備をしておく。

【断乳のスケジュール】
①最後の授乳(断乳0日目)

最後の授乳が終わったら、以降おっぱいは飲ませません。
断乳後3日間はとくに母乳がたまり胸がパンパンに張ります。痛みを感じるほどの張りがある場合は、少し軽くなる程度の搾乳をしてください。不安な場合はいつでもご連絡ください。
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②断乳3〜4日目(最後の授乳から72時間経過後)
1回目の受診
たまった母乳を出します。母乳が数日分たまっているため、ケアに時間がかかります。1時間を少し超える可能性があるため、お時間に余裕を持ってお越しください。
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③断乳10〜14日目
2回目の受診
たまった母乳を出します。このころには胸の張りは落ち着いて、自宅での搾乳が必要ない方がほとんどです。しかし母乳はまだまだ分泌されています。来院し、たまっている母乳をしっかり出しましょう。2回目のケアは1時間以内に終了することが多いです。
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④断乳1カ月目
3回目の受診
母乳分泌が止まっているか最終チェックをします。残っている母乳を出します。
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終了

※乳房の状態により受診時期や回数が変わることがあります。
※断乳前の授乳回数が減っているほど、断乳後の母乳分泌低下がはやいです。そのため受診回数が少なくすみます。スムーズな断乳に向けて、事前の準備をしっかりと行いましょう。ご不明な点はお気軽にご連絡ください。

 

料金 
 来院相談 約60分 …………  8,000円
 訪問相談 約60分 ………… 10,000円

*訪問範囲は目黒区全域、渋谷区全域、世田谷区一部地域(池尻/三宿/太子堂/三軒茶屋/上馬/下馬/野沢/代沢)です。上記以外への訪問は別途訪問料金をいただきます(3,000円〜距離により加算)。
*訪問相談の際のお支払い方法は現金のみとなります
*交通費等その他料金はかかりません

持ち物
・母子手帳